2022/08/29

パッケージデザインの基本とは?買いたいを引き出す方法を解説

デザイン

消費者の「買いたい」を引き出すためのパッケージデザインですが、どのようなポイントをおさえれば良いのか気になりますよね。効果的なデザインに仕上げるためには、パッケージデザインの概要の知識を知っておく必要があります。この記事ではパッケージデザインの基本について解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
 

 

パッケージデザインの役割

パッケージデザインが持つ3つの役割について確認しておきましょう。
 

包装

パッケージデザインというと、商品の宣伝効果を高める技術という印象を持つ人が多いようですが、パッケージのもともとの役割は商品を保護する包装としての機能でした。1950年代から始まる日本の高度成長期にスーパーマーケットなどの量販店が急増したことで、大量生産された商品を大量に包装する需要が大きくなり、プラスチック素材など安価で丈夫なパッケージ包装が日本で普及するようになりました。現在では耐熱性に優れたもの、保冷効果の高いもの、緩衝材として保護性能を高めたものなど、商品に合わせた素材のパッケージが利用されています。
 

運搬・保管

パッケージの2つ目の役割は、商品を適切に運搬・保管するための機能です。高度成長期に普及したパッケージですが、商品をよく見せようとする過剰包装が問題となっていました。そこで政府は適正包装7原則という指標を策定し、適切かつ合理的な包装をするよう啓蒙するようになりました。運びやすさや保管のしやすさだけでなく、棚への並べやすさや捨てる際の分別のしやすさなども考慮されたパッケージが製造されています。
 

宣伝

パッケージデザインの役割として大きな部分を担っているのが広告宣伝としての側面です。かつての消費者は、個人商店にある商品の情報を対面で取得し購入していましたが、パッケージ包装が増えたことで、人ではなくパッケージからの情報を元に購入する機会が増えました。つまり、パッケージが商品の魅力を消費者に伝えるための重要な役割を担うようになったのです。また、インターネットやSNSが普及した現代において、購入する際のパッケージデザインの影響はますます大きくなっていると言えるでしょう。見た目が良いから買う、というのが当たり前のようになってきています。
 

パッケージデザインの作り方

パッケージデザインの作り方ですが、パッケージに印刷するイラストだけでなく、素材や形状も考慮しながら検討を進めていきます。ポイントとなる3つの手順をご紹介します。
 

コンセプトを決める

まずは、パッケージのコンセプトの検討から始めます。商品の強みはどこなのか、商品を販売する市場においてどのような立ち位置を目指すのか、どのような消費者に購入してもらいたいかなど、商品デザインの方針となる情報を集める作業をおこないます。商品開発者の話を聞くだけでなく、市場動向についての調査、ターゲットとなる消費者の消費行動など商品にまつわる情報を多角的に調べていく必要があります。
 

商品情報を分かりやすく表現する

続いて、集めた情報を整理し、消費者に伝わるよう分かりやすく表現する手順です。パッケージを美しく華やかに見せることはデザインの一部ではありますが、それだけでは消費者に商品を届けるには十分ではありません。手にした商品を購入してもらうには、どんな商品でどのように使えば良いのか、商品を使うべきメリットは何かをシンプルに分かりやすく伝える必要があります。
 

競合商品と差別化する

棚に陳列された多くの商品から自社のものを選んでもらうには、他社商品との違いが明確である必要があります。他の商品の中に埋もれてしまわないよう、競合商品との差別化について深掘りして検討する必要があります。
 

パッケージデザインを作るときの注意点

パッケージをデザインする際に陥りがちな注意点をご紹介します。
 

ターゲットの好みに合わない

デザインがターゲットとする消費者の好みに合わなければ、商品を手にとってもらう可能性は低くなります。ターゲットの悩みや好み、望む将来像などを知るための調査が不可欠です。
 

著作権違反

特にデザインにキャラクターを記載する場合は注意が必要です。販売後に発覚すると回収リスクも発生しますので、徹底した事前調査を実施しましょう。
 

コスト偏重による不具合

どの企業でも予算の中でデザインを検討するかと思いますが、コストを意識しすぎると効果的なデザインに仕上げることはできません。できる範囲の中で最大限の効果を発揮するためのプランを複数検討する必要があるでしょう。
 

まとめ

パッケージデザインの基本について解説しました。パッケージデザインは、包装機能や運搬・保管機能を含めたアレンジをおこないますが、現代においては広告宣伝としての意味合いが強くなっています。インターネットやSNSの普及で対面での商品購入をする機会が減っている今、その重要性は年々大きくなりつつあります。記事でご紹介した基本的なポイントをおさえ、効果的なパッケージデザインに仕上げてみてください。

記事でご紹介した基本的なポイントをおさえつつ、より効果的なパッケージデザインに仕上げるためのご相談も弊社では承っております。パッケージデザイン・制作なら株式会社エヌエーシーへお任せください。

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