パッケージ印刷
パッケージ印刷のプロフェッショナルとして、環境に優しい印刷技術を駆使し、高品質な印刷ソリューションを提供。企画から紙器設計、印刷、加工、納品、アフターフォローまで一貫対応。持続可能なパッケージ印刷で、お客様のブランド価値を高め、企業の持続可能性をサポートします。印刷の課題があれば株式会社エヌエーシーにご相談ください。
パッケージ印刷の課題
- コストや材質の提案から納品までパッケージ関連をトータルサポートしてほしい
- パッケージ以外の商品に関わるすべての印刷物を一社に発注したい
- 商品やパッケージに関わるトータルコストを削減し、パッケージ印刷の効率化を図りたい
パッケージ品質にこだわった特殊加工の
パッケージ印刷をご提供します。
信頼いただけるパッケージ印刷で、パッケージ品質の向上を実現します。
常に高いクオリティと安定性を追求しています。
化粧箱・包装紙・ラベル・カタログ・チラシなど、長年培ってきた情報と技術を活かし、品質にこだわった商品やパッケージに関するサービスをご提供いたします。
NACパッケージ印刷のポイント
1トータルサポート
お客様のあらゆるニーズにお応えし、専属担当によるパッケージの企画からデザイン、印刷、納品までそのすべての窓口を一元化することで、お客様に満足いただけるようトータルサポートを行っております。
2ハイクオリティ
営業・デザイナー・オペレーターなど、パッケージにかかわる全スタッフ一人ひとりの経験と全社をあげての対応力でハイクオリティなサービス・製品をお届けいたします。
3SDGsへの貢献
CMS(カラーマッチングシステム)の確立により、色の安定、高品質なパッケージをお届けします。
UV 水なし印刷は高品質なパッケージ印刷と持続可能なパッケージ、開発目標SDGs 8 項目、CO2 実質ゼロを可能にします。
4創業70年超の技術とノウハウ
最新設備によるパッケージ印刷の効率化を図りながら、デジタルが当たり前になった今の時代だからこそ、その機械を動かすオペレーターの感性や技術が求められています。
当社では研修会や勉強会で日々パッケージ印刷の技術や経験を積み、一人ひとりが努力を重ねることでお客様の要望に最大限お応えできるパッケージ印刷を実現いたします。
環境印刷
環境印刷の課題
- 環境に配慮したパッケージ印刷を採用したい
- SDGsを絡めた新規商品の開発を行いたい
- 自社事業とSDGsをどう連携させればいいか分からない
環境にやさしいパッケージ印刷とは?
環境に優しいエコな印刷方法をご紹介
環境にやさしいエコな印刷方法が模索されています。理由としては、パッケージなどの印刷物完成までの工程それぞれに環境問題と深い関わりがあるからです。
紙の原料となる木材の伐採、印刷物のインキに使われる石油などの化石資源、印刷機器の稼働により排出される有害物質を含んだ廃液、各工程で排出されるCO2問題などがあります。
こちらでは環境にやさしいエコなパッケージ印刷についてご紹介します。
環境に配慮したエコなパッケージ印刷をご提供します。
SDGsを自社事業と連携させることで、本質的な目標を達成させることができます。
専任担当が貴社の印刷物に対して環境に配慮した最適なエコなパッケージ案をご提案いたします。
また、会社案内やパンフレットなど、パッケージ以外の社内印刷物に対しても支援いたします。
環境に優しいエコな印刷方法
環境にやさしい印刷方法は、印刷方式自体を刷新させる方法から印刷する紙の素材を変更させるシンプルなものまで多様に存在します。
印刷方法|水なし印刷
水なし印刷とは、インクの転写に必要な水を使うことなく印刷する方法です。従来の印刷では、油と反発する性質のある水を使うことで、油性のインクを意図した箇所に転写をしていました。しかし、印刷に使う水には複数の有害物質が含まれているため、印刷のたびに大量の汚水を排出しなければなりません。水なし印刷は、有害な廃液を排出しないだけでなく、有害水の管理が不要になるため印刷についての生産性も向上します。
印刷方法|デジタル印刷
環境にやさしい印刷方法にはデジタル印刷という方法もあり、パッケージにも用いられます。デジタル印刷とは、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラックの4色の組み合わせで印刷をおこない、従来の印刷のように版を必要としない方法です。版を使わないので廃棄による環境負担を減らせますし、版に使われる有害な溶剤を排出しないため、エコな印刷方法と言えます。
インキ|ノンVOCインキ
ノンVOCインキは、インキを変更することでエコに貢献できる印刷方法です。代表的なインキとして、ノンVOCインキがあります。VOCとは石油系溶剤の英語訳で、インクを溶かす働きがある素材です。石油系溶剤は環境破壊の原因になり得るものですので、大豆油や米ぬか油などの植物系の素材で代替して、環境への影響をおさえることができます。
インキ|バイオマスインキ
環境にやさしいインキとしては、バイオマスインキという素材もあります。バイオマスとは、再生可能な生物由来の資源のことを指しています。石油などの化石資源を使用せず、植物油はもちろん、綿やパルプ、植物などの資源から生成されたインキがバイオマスインキです。バイオマスインキは廃棄時に他の資源と比べてCO2排出量が小さいため、将来の脱炭素に向けて注目されている素材でもあります。
紙|ライメックス
成分のまったく異なるライメックスという素材の紙があります。紙は木材と水で作られますが、ライメックスの主成分は石灰石となっています。石灰石は世界中どこでも採掘可能で、日本でも自給率100%の紙を作ることができます。紙の製造に必要な水や木をほとんど使わないため、環境への負担が大きく減ることになります。また、主成分が石灰石のため、水に強く劣化しづらい特徴のある素材です。
紙|バナナペーパー
環境問題だけでなく貧困問題にも貢献できる紙があります。バナナペーパーという紙で、名称のとおりバナナの繊維が原料となっているのですが、アフリカのザンビアで産出される素材となっています。植物由来の環境に配慮した素材での紙製造はもちろん、フェアトレードで取引をするためザンビアの女性の雇用を生み、教育や医療に貢献できるメリットもあります。
環境印刷の目印となる環境ラベル
パッケージなどの印刷会社のHPや制作物にどのような環境ラベルが付与されているかを確認し、環境に配慮した取り組みをしている印刷会社を見分けることが可能です。分野別に各環境ラベルをご紹介します。
取り組み|エコアクション21
企業の環境保護への取り組みに関した環境ラベルです。エコアクション21とは、環境省主導の日本独自の環境管理の仕組みで、CO2排出量・廃棄物排出量・水使用量における環境負荷となる数値を定めています。エコアクション21の登録審査を通過すると、環境配慮への取り組みについて認証を受けることができ、エコアクション21のロゴを自社資料へ使用できるようになります。環境省が認証した証でもありますので、社会的な信用があることを公的に示すことができます。
取り組み|水なし印刷
環境に優しいエコな印刷方法の1つに水なし印刷をご紹介しましたが、水なし印刷を採用している印刷会社では、日本水なし印刷協会への登録を行うことで、会社資料に日本水なし印刷協会の会員であることを示すバタフライロゴを使用できるようになります。水なし印刷は、環境省のグリーン購入法の中で推奨される印刷方法として設定されていますので、環境配慮をPRする意味合いも含まれています。
紙|バガスマーク
紙の原料にバガスが含まれている場合、バガスマークを使用できます。バガスとはサトウキビの搾りかすを意味します。サトウキビの搾りかすを木材の代わりに紙の製造に使うことで森林保護に繋がりますし、サトウキビの搾りかす本来そのまま廃棄されるはずのものでしたので、バガス素材のものを使うことはリサイクルに積極的に取り組んでいることも意味しています。
インキ|植物油インキマーク
インキについての環境ラベルです。1つ目は植物油インキマークで、こちらは環境省の環境ラベルデータベースからも照会できる環境ラベルとなっています。印刷インキ工業連合会が制定した環境ラベルで、大豆などすべての植物に由来する油が基準値以上に含有されているインキをしている場合にマークの貼付が許可されています。現時点で印刷会社2,600社が植物油インキマークを使用している信頼性の高いマークでもあります。
インキ|バイオマスマーク
バイオマスマークは、日本有機資源協会運用の環境ラベルで、印刷インキに10%以上の植物などの生物資源(バイオマス)が含有されていることを示すマークとなっています。インキに生物資源を含有させることで、CO2の排出をおさえ環境に配慮した活動への貢献に繋がります。バイオマスマークの規定生物資源は植物のみで、石油資源や生き物、食品や医薬品は含まれておりません。
設備|環境保護印刷マーク(クリオネマーク)
印刷設備についての環境ラベルです。環境保護印刷マークは環境保護印刷推進協議会が制定している環境ラベルで、印刷工程における各機材において、一定の基準を満たす方法で印刷されたものに対して環境保護印刷マークを貼付できます。空気汚染を加速させないNon-VOC、廃液の排出をなくすNon-Drainを目指すために、各工程に登録基準が定められています。
設備|GPマーク
GPとはグリーンプリンティングの略で、印刷業界の自主基準を満たした工程で製造された印刷資材に対して貼付できるマークです。紙やインキなどの個別素材や一部の製造工程についての基準だけでなく、工場全体の製造体制についての基準を定めた環境ラベルとなっています。つまり、GP認証を受けた工場でGP認証を受けた機材や素材を使用し、GP認証を受けた工程で製造されたものだけに表示できるマークでもあるのです。
MARKSSDGsに則したマーク
バタフライマーク
地域社会への環境保全へ貢献できます。
ノンVOCインキマーク
環境汚染の原因物資を削減できます。
リサイクル適正マーク
紙のリサイクルを推進できます。
カーボンオフセットマーク
自ら削減ができないCO₂を、他の場所の排出削減・吸収量を購入し相殺(オフセット)することでCO₂削減に貢献します。
環境に優しいエコ印刷のメリット
環境に優しいエコ印刷を採用すべきメリットをご紹介します。
1社会貢献活動
環境に優しいエコ印刷へ取り組むメリットの1つ目は、社会貢献活動に参加できることです。企業のCSR(社会的責任)活動が活発化している現代において、環境配慮への取り組みというのはもっとも分かりやすい社会貢献活動のひとつです。自社で直接的な環境配慮活動ができていなくても、すでに環境に寄り添った経営をしている企業の商品を扱うことで、間接的にではあるものの、しっかりと環境配慮活動ができていると言えます。他社とパートナーシップを結ぶなど、できることから挑戦していくことが大切です。
2若者への認知効果
社会貢献や環境配慮は、Z世代と呼ばれる若者による理解が進んでいる考え方でもあります。つまり、社会貢献や環境配慮活動を行うことで、次世代の人々へのアピールとなる効果も期待されているのです。環境を配慮した活動というのは将来に向けて持続可能な経営を目指す動きでもあります。事業を将来に渡って継続でき、その事業を担う世代への認知も広げられるのですから、環境に配慮した活動は一石二鳥の取り組みとも言えます。
印刷業界による環境への関わり方としては、印刷方法はもちろん素材やインキなど、各方面からのアプローチが考えられます。パッケージにおける環境ラベルの有無は環境に配慮しているかどうかの見極めポイントの1つになりますので、印刷依頼時にはぜひ確認してください。
弊社は印刷会社として「水あり印刷」から「水なし印刷」へSDGsの取り組みも行っています。
環境にやさしいパッケージ印刷・パッケージデザイン・パッケージ制作なら株式会社エヌエーシーお任せください。