2023/03/22

商品パッケージ資材の選び方

デザイン

商品パッケージデザインは、消費者の購入を左右するため重要視されています。たくさんある商品の中から購入してもらうためには、消費者の目を引くような商品パッケージを制作する必要があるでしょう。商品パッケージは消費者の購入を左右するため、慎重に資材やデザインを選ぶ必要があります。この記事では、商品パッケージ資材の選び方について解説します。    

商品パッケージ資材の選び方

商品パッケージ資材を選ぶ際のポイントをご紹介します。

商品のサイズにあったパッケージにする

商品パッケージの資材を選ぶ際に最も重要なポイントは、商品あわせた資材を選ぶことです。商品のサイズや形、商品の種類などに合わせたものを選びます。サイズや形があっていなければ、そもそも商品を梱包することができないためです。 また商品が食品で冷凍するなどであれば濡れたらいけない紙素材ではなく、凍らしても問題がない資材を選ぶなど商品の種類や用途に合わせて資材を選びます。商品に合わせた資材選びをおこないましょう。

商品のターゲットから考える

商品のターゲットから資材を選べます。たとえば若者や子ども向け商品なら、カラフルなカラーの資材をチョイスしたほうがよいでしょう。年配向けの商品なら、カラフルなものではなく高級な素材のものを選ぶほうがよいでしょう。ターゲットを絞って明確にすることで資材だけでなく、デザインの方向性も決まってきます。

商品の販売場所から決める

販売場所から資材を決めるのもよいでしょう。スーパーに並ぶ商品とデパートに並ぶ商品では同じ資材ではなく、デパートに置く商品は高級感がある資材がよいでしょう。消費者に購入してもらうためには、販売場所に合わせた素材選びが重要です。

販売価格から見る

商品パッケージデザインが重要だからといって、上限なしにお金をかけられるわけではなく、お金をかけてよいわけでもありません。商品パッケージデザインのコストは商品の売値の5~20%が目安だといわれています。5~20%に収まるように資材を選びましょう。

ブランディングを意識して選ぶ

ブランディングを意識するのも商品パッケージデザインで重要です。ブランディング戦略にもとづいてパッケージデザイン制作を行うことで、自社のさらなる認知が望めます。パッケージデザインのブランディングを意識している会社であれば、なおさら商品パッケージ資材もブランディングを意識して選ぶべきです。 ブランディング戦略を行ってすでに販売している商品と統一感がでるような資材を選んでデザイン製作が行えたら、さらに自社ブランドを消費者に印象づけられるのはないでしょうか。  

商品パッケージ資材の種類

商品パッケージ資材の種類から、資材を選ぶことができます。よく商品パッケージデザインに使われる資材は紙、プラスチック、ガラスです。

紙の特徴

紙は印刷ができて、環境にやさしい特徴があります。牛乳などの飲み物やお菓子のパッケージなどによく使われています。通気性、クッション性もあり、低温にも強いです。またさまざまな形に変形できるため、商品のサイズや大きさに合わせたパッケージにできます。 しかし紙は水に弱く、ガスなどの気体を通す特徴があります。また油にも弱いため、プラスチックの袋に入ったお菓子が紙のパッケージに入っている形式のことも多いです。加工など工夫するとみえますが、紙の資材を選ぶと基本的には中身がみえないデメリットもあります。

プラスチックの特徴

軽量で成形しやすいプラスチックもよく商品パッケージに使用されています。ペットボトルの飲み物やハム、ソーセージのパッケージによくプラスチックが使用されています。プラスチックは透明で、紙とは違って中が見える特徴があります。 また気体を通しにくいため、中の商品が腐りにくいです。落下などの衝撃にも強く、水に濡れても問題ありません。しかし熱に弱く、劣化しやすい特徴も同時に持ち合わせています。

ガラスの特徴

酒やたれなどの調味料、ジャムによく使われているのはガラス容器です。ガラスはプラスチックよりも丈夫で、中のものを守る保護性が高いです。またプラスチック同様、透明で中が見えやすいです。 ガラスは再利用ができるため、環境負担が少ないメリットもあります。しかし重力があり、落下したら衝撃で割れる可能性が高いです。紙のように形を変えることはできず、遮光性がない特徴もあります。

金属の特徴

コーヒーやジュースの缶やツナ缶などの缶詰には金属が使用されています。金属もガラスと同様に保護性が高く、丈夫です。落下しても衝撃に耐えられて、耐熱性も兼ね備えています。しかし中が見えず、金属のためにさびる短所があります。  

まとめ

商品パッケージ資材の選び方についてご紹介しました。パッケージデザインは商品の売れ行きを左右しますが、資材選びも売れ行きに関わります。商品のコンセプトや売り場にあった資材を選ぶと、消費者が手に取ってくれる可能性が高くなります。資材の特徴と合わせて、考慮してみてください。 弊社は、専属デザイナーがいるパッケージデザインを得意とした資材・包材商社です。商品パッケージに適した資材選びのご相談も承っております。パッケージデザイン・制作なら株式会社エヌエーシーへお任せください。

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